野村将希--『一度だけなら』「一度だけなら」(いちどだけなら)は、1970年6月5日に発売された
野村真樹のデビューシングル。
旧芸名、野村 真樹(読み同じ)。
作詞:山口洋子/作曲・編曲:猪俣公章
歌手デビュー当時のキャッチフレーズは「歌謡(演歌)界の若獅子」。
当初は
内山田洋とクール・ファイブのために企画された曲だったが、急遽新人歌手の野村将希に譲った経緯がある(のちに内山田洋とクール・ファイブもアルバムで本楽曲を歌唱している)。
オリコンチャートでは週間最高10位、25万枚の売上げを記録している。
本楽曲のロング・ヒットにより、辺見マリの「経験」と共に、1970年11月に設立された「第1回日本歌謡大賞」において放送音楽新人賞、および12月の「第3回日本有線大賞」新人賞などを受賞する。
1970年の大晦日に放送された「第12回日本レコード大賞」でも
辺見マリ、
安倍律子、
ソルティー・シュガーらと共に、新人賞を獲得した(ただし最優秀新人賞の受賞者は「もう恋なのか」の
にしきのあきら)。
さらに同日、『第21回NHK紅白歌合戦』へも、本楽曲で初出場を果たしている。
2005年には、新アレンジ版のシングルがリリースされた。
「一度だけなら」歌詞