もんたよしのり--『ギャランドゥ』作詞・作曲:
もんたよしのり『ギャランドゥ』は、1983年2月に作詞・作曲を手がけ、「ギャランドゥ」が
西城秀樹のシングルとしてリリースされ、
西城秀樹は6年連続となる第25回日本レコード大賞金賞を受賞、さらに第34回NHK紅白歌合戦でも歌唱した。
作詞・作曲のもんたよしのりによれば、タイトルの「ギャランドゥ」はデタラメ英語で意味はない。もんたは適当なフレーズを口ずさみながら作曲するスタイルで、この曲を作る際に発した「ギャランドゥ」という響きにパワーがあったため、正式な歌詞でも歌うよう勧めた。曲がヒットすると西城の所属事務所に意味を尋ねる電話が殺到したため、事務所は困った末に「gal undo」(ギャルのようにチャラついていない女性)という意味を後付けした。
後年、日本では「ギャランドゥ」は男性に多い濃い体毛や、へその周囲に生えている体毛を表す俗語として定着していった。これは西城やもんたなどが広めたものではなく、
松任谷由実が西城の「オールスター水泳大会」での競泳用ビキニ姿に印象を受け、深夜のラジオ番組で毛深い人のことを「ギャランドゥ」と言い続けたことで広まっていったものである。西城が「オールスター水泳大会」に上半身裸の姿で出演した際、へそ下の濃い毛が話題となっていた。
松任谷が起源となった経緯としては、
松任谷由実のオールナイトニッポンで西城をゲストにギャランドゥ大会を行ったことで「ギャランドゥ」の別の意味を知ることとなり、以後、西城は実際命名したわけではないが「ユーミンが言い始めた」というようになった。
ギャランドゥ:歌詞