岩崎宏美--『思秋期』『
思秋期』 1977年9月にリリース、
岩崎宏美の11枚目のシングル
作詞は『二重唱 (デュエット)』より11作連続で阿久悠、作曲は三木たかし。
秋を感じさせるスローバラードです。第19回「日本レコード大賞」歌唱賞及び第8回「日本歌謡大賞」放送音楽賞を受賞しています。
後年、萩田光雄氏による編曲の別バージョンがレコード化されたが、この別バージョンこそがシングルになる予定だったことが紙ジャケット復刻アルバムのライナーノーツに
岩崎宏美本人の弁として掲載されています。18歳の
岩崎宏美が高校を卒業した3か月後の時期に「阿久悠」と「三木たかし」の立ちあいのもとレコーディングが行われたが、
岩崎宏美は気持ちが高ぶり何度も泣いて歌えなくなり、その日のレコーディングは取りやめになったそうです。
後に
岩崎宏美は「阿久悠」に「おじさんの年齢(当時の阿久悠は40歳)の人が自分の生活や心情がわかるのか不思議でならなかった」と話したが、自身の思い出については語らなかったという。
「思秋期」歌詞