バンバン(ばんばひろふみ)--『「いちご白書」をもう一度』「『いちご白書』をもう一度」は、日本のフォーク・グループであるバンバンの楽曲。1975年8月1日に、同グループの5枚目のシングルとしてCBS・ソニーからリリースされた。
作詞:
荒井由実、作曲:
荒井由実、編曲:瀬尾一三
バンバンのメンバーである
ばんばひろふみは、当時ラジオの深夜番組においてディスクジョッキーとして活動し人気も高かったが、デビューから4年経過してもまだヒット曲がないことに焦りを感じていた。その頃、荒井由実(現・
松任谷由実)の曲を聞き「他の女性シンガーとは違う。キラキラしたすごい才能」と感銘を受けた
ばんばひろふみは「彼女の曲で売れなければ諦めもつく」と考え、最後の曲として荒井由実に書いてもらいたいと思い、
荒井由実に会うためあらゆる伝を探し行き着いた所が松任谷正隆であった。そしてばんばひろふみは
荒井由実と直接会い、条件を何も付けずに一曲依頼した。この曲のヒットによりバンバンを継続することになり、
ばんばひろふみは「バンバンの寿命を延ばしてくれた曲」と語っている。
荒井由実も
松任谷由実になった後の2003年にアルバム『
Yuming Compositions: FACES』でセルフカバーした。
レコード発売前に
ばんばひろふみは、本曲を自分が担当する深夜放送で流したところ、たちまちリクエストはがきが段ボール箱にあふれるほど殺到し、発売後はヒットチャートになった。バンバンとしては唯一のオリコン1位を獲得し、年間売り上げ13位にランクインした。オリコンチャートにおいて、初登場は78位であったがリリースされてから約2か月余りでオリコンのトップ10にランクインした。12週目には1位を獲得し、6週間1位を獲得した。同チャートにおける累計売上は75.1万枚を記録している。100万枚を突破したとする資料もある。
「いちご白書」をもう一度 歌詞