青江三奈--『恍惚のブルース』「恍惚のブルース」(こうこつのブルース)は、1966年6月21日に青江三奈が発売したデビュー・シングルである。
作詩は川内康範、作曲は浜口庫之助、編曲は寺岡真三による。
かつて銀座のバーでクラブ歌手を務めていた井原静子(本名)は、作詩家・川内康範の当時『週刊新潮』の連載小説『恍惚』のヒロイン歌手だった『青江三奈』の芸名を貰い、本作でメジャーデビュー。
本作はいきなり約80万枚のヒット曲となり、
青江三奈は1966年大晦日の『第17回NHK紅白歌合戦』に同曲で初出場を果たした。
1990年大晦日、青江自身7年振り、18回目の返り咲きを果たした『第41回NHK紅白歌合戦』にて、同年12月2日に亡くなった作曲家・浜口庫之助を偲んで、NHK紅白歌合戦では24年ぶりに再び同曲を歌唱披露。なお、同紅白ではサックス奏者の松本英彦と共演した。
しかしこれが
青江三奈の生涯最後の紅白出演となり、それから10年後の2000年7月2日に青江は54歳(プロフィール上、実年齢は59歳)で膵臓癌で逝去した。
「恍惚のブルース」歌詞