フランク永井--『おまえに』『
おまえに』 1972年10月1日リリース 作詞:岩谷時子 作曲:吉田正
『
おまえに』は作曲家・吉田正が自らの人生を陰で支え続けた夫人に対する感謝の念を込めて作られた作品であり、吉田夫妻と親交のある岩谷時子が“おしどり夫婦”である同夫妻の仲睦まじさをイメージして作詞した、とも言われている。
元々は1966年に発売された
フランク永井のシングル『大阪ろまん』のB面(カップリング曲)であった。
1972年にシングルA面曲として発売した当初はあまり注目されなかったが、
フランク永井の恩師である吉田正の『
おまえに』に対する強い思いから
フランク永井自身のコンサートや確実に高視聴率を取れるNHK紅白歌合戦などで歌い続け、更に有線放送の普及やカラオケブームなどで『
おまえに』が日本全国に広まったことも手伝って、その流れで1977年3月25日にシングルA面曲として再リリースし、大ヒットに繋がった。
昭和歌謡史に残る名曲・名唱として人気が高く、2008年10月27日に亡くなった
フランク永井の集大成の曲である、とも言われている。
おまえに:歌詞