青山和子--『愛と死を見つめて』『
愛と死をみつめて』は、大学生河野 実(マコ、1941年8月8日 - )と、軟骨肉腫に冒され21年の生涯を閉じた大島 みち子(ミコ、1942年2月3日 - 1963年8月7日)との、3年間に及ぶ文通を書籍化(1963年に出版)したものを1964年に日活にて映画化され、同年4月12日と4月19日、前・後編に分けてTBS系「東芝日曜劇場」枠で放送された。
『
愛と死をみつめて』作詞:大矢弘子、作曲:土田啓四郎
この曲は、1964年のテレビドラマの主題歌であると誤解されやすいが、ドラマで使用されたのはシンプルなインストルメンタルBGM曲のみで、
青山和子が歌うこのレコード企画とは全く別のプロジェクトである。
後、『
愛と死をみつめて』(2006年版)2006年3月18日と3月19日、2時間半ずつの枠で、前・後編に分けて放送。テレビ朝日制作。
当初は2005年放送の予定だったが、諸事情により延期された。
ミコ死後の秘話も再取材し、盛り込む。
あらすじ兵庫県立西脇高等学校に通うミコ(大島みち子)は、顔に軟骨肉腫ができる難病に冒されていた。阪大病院に入院した際、同じ病棟で長野県出身の浪人生マコ(河野実)と出会い、互いに18歳の阪神タイガース・ファン同士で意気投合し、文通を始める。
その後、ミコが京都の同志社大学、マコが東京の中央大学へ進学してからも文通は途切れず、ミコの病気が再発して再入院した後も、マコは夏休みに大阪駅ホームのビール売りのアルバイトを続けてミコを励ます。夏休みが終わって、東京に戻ったマコとの文通が闘病生活の大きな支えになっていく。マコはその後もアルバイトをして長距離電話で励ましたり、旅費を工面して阪大病院を訪れるなどし、2人の愛は深まるばかり。
しかしミコは手術で顔の半分を失い、さらに病気は悪化していく。そして、マコの22歳の誕生日の前日に、自らのメモリアルデーを刻んで、この世を去って逝く。
DREAMS COME TRUEがTV- Ver.で歌う『愛と死をみつめて』はこちらから愛と死をみつめて:歌詞