ピンク・レディー--『サウスポー』サウスポー 1978年3月リリース
ピンク・レディー7枚目のシングル
作詞:阿久悠/作曲・編曲:都倉俊一
サウスポーは9週連続オリコンチャート1位の座を獲得
オリコンでは「渚のシンドバッド」、「ウォンテッド (指名手配)」、「UFO」につづいてサウスポーでもミリオンセールスを記録
この曲で4度目、4作品連続ミリオンセールスを記録しました。
最初にレコーディンされた作品は都倉俊一によるスローテンポで大人しい曲で、阿久悠も別の詞をつけていた。
しかし、ディレクターの飯田久彦が「これまでの作品に比べ、勢いがなく、面白みがない」として都倉俊一の新しい曲を持って来て阿久悠に歌詞の作り直しを願い出た。
翌日の夜にレコーディングという予定の中、阿久悠は深夜から新たな歌詞を創作。
阿久悠は最初の大人しい曲のまま世に出ていたら、
ピンク・レディーの人気の失速のきっかけとなっていたかもしれないとしています。
歌詞に直接名前は出てこないが、発売当時通算本塁打数世界一の記録を作り、時の人となっていた読売ジャイアンツの王貞治を連想させる人物との対決の様子が歌われている。
阿久悠はこの曲がヒットした後、王貞治に会った際、「ぼくの歌をありがとう」とお礼を言われたという。
最初の歌詞には王貞治を連想させる箇所はなかったそうです。
『サウスポー』歌詞