フィンガー5--『恋のダイヤル6700』『
恋のダイヤル6700』 1973年12月5日リリース
作詞:阿久悠、作曲・編曲:井上忠夫
♪リンリンリリン…のリフレインがおぼえやすく印象的な楽曲。
その後も「
フィンガー5」といえば「リンリンリリン」といわれるほど、一般的には
フィンガー5の代名詞のようになっているフレーズである。
ダイヤル式のレトロでゴージャスな電話機のベルがリリリン…と鳴り、末っ子で紅一点の妙子がその受話器をとり、「ハロー、ダーリン」と答えるセリフから始まる。
1992年12月24日に放送されたNHKのクリスマス特番で、三男・正男と四男・晃が、女性バンドプリンセス・プリンセスとコラボレーションし、
恋のダイヤル6700を演奏した。
その際、プリンセス・プリンセスのヴォーカル奥居香が「ハロー・ダーリン」のセリフを担当したのだが、「セリフは初めて」ということで大変照れくさそうな様子をしていた。
1970年代にはセリフの含まれる楽曲が少なくなかっただけに、1990年代のポピュラーソングとの傾向の違いがうかがわれる一件でもある。
「恋のダイヤル6700」歌詞