はしだのりひことシューベルツ--『風』「風」(かぜ)は、日本のフォークソング・グループである
はしだのりひことシューベルツが、1969年(昭和44年)1月に発表した楽曲である。
作詩:北山修、作曲:
端田宣彦、編曲:青木望
本曲は、
ザ・フォーク・クルセダーズのメンバーであった端田宣彦が、1969年にフォークルが解散した後に
杉田二郎らと結成した『
はしだのりひことシューベルツ』のレコードデビュー第1作として製作され、東芝音楽工業から発売された。
端田の盟友である北山修が作詩、端田が作曲を担当、累計で80万枚(113万枚とも)を売る大ヒットとなった。
本曲では端田が1番、井上博が2番のリードボーカルを担当、間奏の口笛は
杉田二郎によるものである。
また本曲ではしだのりひことシューベルツは、1969年末のTBSテレビ系列「第11回日本レコード大賞」で新人賞を獲得した(最優秀新人賞の受賞者は
ピーター『夜と朝のあいだに』)。
端田は2017年12月に死去したが、その端田が生前最後に公の場で作詩の北山、元シューベルツの杉田と一緒に歌唱したのもこの『風』であった。
端田の葬儀・告別式(2017年12月6日)では、杉田の音頭で約600人の参列者が本曲を合唱した。葬儀に参列できなかった北山は、当日流された映像メッセージにて本曲の歌詞を朗読した。
「風」歌詞