井沢八郎--『あゝ上野駅』「あゝ上野駅」(ああうえのえき)は、1964年(昭和39年)5月に発表された日本のポピュラーソング(演歌)。
作詞:関口義明、作曲:荒井英一
関口義明は、上野駅で見かけた集団就職の少年たちを題材に詞を書き、農家向け家庭雑誌『家の光』の懸賞に応募、1位入選を果たした。
これを見た東芝レコードの近藤秀男によりレコード化され、当時ほぼ無名の若手歌手だった
井沢八郎が歌った。1位入選作は大物歌手によってレコード化されるという触れ込みであったため、関口は落胆したが、歌手を志して青森県から単身上京した井沢八郎自身の人生も重なり、発売後まもなく「金の卵」と呼ばれた集団就職者などから支持と共感を得て、高度成長期の世相を描いた代表的ヒット曲となった。いわゆる団塊の世代を中心に「心の応援歌」として多くの人々に勇気と感動を与えた楽曲であり、
井沢八郎の代表曲との呼び声も高い。
「あゝ上野駅」の累計売上は100万枚を記録した。
「あゝ上野駅」歌詞