太田裕美--『さらばシベリア鉄道』『さらばシベリア鉄道』、
太田裕美が1980年の11月に発売したシングル
その後1981年3月発売のアルバム「
A LONG VACATION」で、
大滝詠一が歌手としてセルフカヴァーとなる楽曲です。
作詞:松本隆/作曲:大瀧詠一/編曲:萩田光雄
もともとは
大滝詠一がジョニー・レイトン(英語版)「霧の中のジョニー(英語版)」に刺激され、アルバム『A LONG VACATION』のために作った曲である。
大瀧詠一が自身のバージョンをレコーディングしている途中、女性向きではないかと感じた事から、担当ディレクターが同じ白川隆三だった事もあり
太田裕美への提供を思い立ったそうです。
ただ、自身の録音スケジュールの関係や、これまでの
太田裕美のサウンドとの一貫性を大事にしたいという
大滝詠一の意向から、編曲については萩田に全面的に依頼した。
ただ、先に出来上がっていた自身のバージョンのオケ(編曲は大瀧自身)をデモテープ代わりに萩田に渡したため、
大瀧詠一の原編曲が生かされている部分もあり、間奏のギターソロは大瀧詠一バージョンと同じ鈴木茂が担当しています。
太田裕美のシングルとしての発表時、オリコンランキングは最高でも70位とヒットしなかったものの、その後歌手・大滝詠一のLP「
A LONG VACATION」のロングセラーにより、このLPの中の「さらばシベリア鉄道」が注目を集めるようになった。
現在では太田裕美にとっても、大ヒットの「木綿のハンカチーフ」と並ぶ名曲の一つになりました。
『さらばシベリア鉄道』歌詞