西崎緑(みどり)--『旅愁』『
旅愁』 一時「
西崎みどり」と表記していた事もありました。
3才のときに日本舞踊で初舞台を踏み、5歳から少女雑誌の表紙、グラビアのモデルとなり、7歳のときに「小さなプリンセス」で歌手デビュー。
8歳の時には田端義夫とのデュエット曲「ねんねん舟歌」が大ヒットし、子役としてテレビ・映画でも活躍した。
1974年、14歳のときに平尾昌晃と出逢い、
『暗闇仕留人』(『必殺シリーズ』第4作)の主題歌『
旅愁』(作詞:片桐和子・作曲:平尾昌晃)はミリオンセラーとなります。
必殺シリーズでは、他に『さざなみ』等、主題歌・挿入歌合わせて4曲歌っています。
『旅愁』のヒットが同シリーズの音楽世界に与えた影響は大きく、「哀しい旅の歌」路線はその後、他の女性歌手が歌った『さすらいの唄』や『哀愁』にも受け継がれ、その後の必殺シリーズの主題歌や挿入歌に共通する「孤独」、「旅立ち」、「帰郷」、「哀愁」、「風」、「背負った過去」などのテーマを表しています。
旅愁:歌詞