矢沢永吉--『アイ・ラヴ・ユー、OK』 1999.09.15 50歳バースデーライブにて、「長くつらい道も…」の部分で感極まり、絶句「アイ・ラヴ・ユー、OK」(I LOVE YOU,OK)は、
矢沢永吉の楽曲。矢沢のソロデビューシングルとして、1975年9月21日にCBS・ソニーから発売された。
作詞:相沢行夫 作曲:矢沢永吉 編曲:マイク・メルボーン
この曲は
矢沢永吉が18歳の時に作曲し、上京前からずっと温めてきたもので、当初は矢沢による英詞が付けられた。その英詞は、ライブアルバム『スーパーライブ 日本武道館』にて一部を聴くことができる。
デビュー前、バンド活動をしながらメンバーを模索していた時期に、見込みのありそうな者に聴かせ、将来の夢を語っていた。キャロル結成前、東芝EMI(現・EMIミュージック・ジャパン)にデモテープを持ちこみ、この曲を披露したものの、フォーク全盛の当時において受け入れられず、結局デビューには至らなかった。キャロル解散後、満を持してこの曲でソロ・デビューする。
しかし、叙情性の高いバラードがキャロル路線を期待したファンに拒絶され、当時の評価は低かった。B面「セクシー・キャット」の方が、キャロル時代に近い楽曲だった分ラジオなどのリクエストは多かったという。
それでも矢沢は1976年日比谷公演、1977年日本武道館公演、1978年後楽園球場公演と本曲を歌い続け、当時発表した『成りあがり』においても、「50歳になっても5万人くらいのコンサートをやる。その時、自分は何を歌うだろうか」という自らへの問いに、この曲の名を答えていた。
その50歳となって迎えた1999年9月15日、7万人の観衆を迎えて横浜国際総合競技場(現・日産スタジアム)で行われた50歳バースデーライブ『TONIGHT THE NIGHT!〜ありがとうが爆発する夜〜』にて、この曲を歌っている最中、2番の歌詞「長くつらい道も…」の部分で感極まり、絶句してしまう。この模様はコンサートと同名で発売されたDVDにて見ることが可能。
アイ・ラブ・ユー,OK 歌詞